被害者救済被害者救済

和解に基づく恒久対策を実現し、全国の被害者を救済する。
被害者は日本で最初期の感染者で、感染から長い年月が経過している。
被害者の心身の健康状態の悪化は進み、常により迅速で、積極的な救済が必要。

①感染する前の、血友病患者だった頃の状態は良かった。
②HIV感染により、一気に状態は悪くなった。
③HAART(多剤併用療法)により、HIVの状態は良くなり始めた。
④HIV/HCV(C型肝炎)との重複感染により、再び状態は悪くなった。
⑤はばたきからブロック拠点病院(各都道府県に配置されたエイズ を専門的に見る病院)等へ、重複感染の危機的状況を喚起し、状況好転の兆しが見えた
⑥肝硬変の悪化、Dドラッグ(d4T、ddI、ddCという名前にdの 付くドラッグの総称)と問題、悪性リンパ腫、関節障害、精神疾患など 、感染から四半世紀が経過して、副作用等の様々な問題が 複合的に関わり、現在の状態は極めて悪い
⑦長崎大学での新たな研究班の設置による 長期療養への取り組み等により、将来良くなることへの期待


[医療]
・加害責任に基づく現状回復医療
・ACC、ブロック拠点病院によるHIV医療体制の確立
・HIV/HCV重複感染による肝臓悪化への緊急対応

 

[被害救済のための要求を実現]
・厚生労働大臣との定期協議
・各種医療協議
・遺族協議
・福祉に関する協議

 

[薬害再発の防止]
・薬害根絶「誓いの碑」の建立
・血液事業

 
 

 [社会福祉]
・免疫機能障害による身体障害者認定
・差別偏見解消