平成23年度 コ・メディカル向け 研修会平成23年度 コ・メディカル向け 研修会

 今年度のコ・メディカル向け研修会のご案内です。本研修会は、様々な角度からHIVについての学びを深め、同時に、HIV陽性者の方が安心して医療を受けられる環境の整備を目的に企画しています。

 今年は基調講演に、日本在住の外国人陽性者への支援に携わる港町診療所 沢田医師を招き、現在、日本がおかれているHIV医療の一端を紹介していただきます。現在の日本国内陽性者の5分の1が外国人陽性者であり、北海道でも昨年1年間にサークルさっぽろや拠点病院において外国人陽性者支援の事例がありました。

 基調講演後は、受療中の外国人を支援する看護者からと、マイノリティ・コミュニティに関わる方からお話頂き、狭いコミュニティでの関わり方やネットワークづくりのポイントなどを沢田医師よりコメント頂きながら、これからのHIV医療における支援について皆さんと考える機会にしたいと思います。

 

日時; 2011年10月29日 土曜日 13:00~16:00

場所; TKP札幌カンファレンスセンターきょうさいサロン 7F 会議室「梅」 (札幌市中央区北4西1)

対象; 看護師、保健師、MSW、心理士、NGO,NPO等 HIV陽性者支援に関わる方

参加費; 無料

共催; 厚生労働科学研究費エイズ対策研究事業                                                               

                         「外国人のHIV予防対策とその介入効果に関する研究班」

    **************** プログラム ****************

基調講演 「これからの外国人陽性者支援に求められること」

                 港町診療所所長/シェア(国際保健協力市民の会)副代表 沢田貴志 氏

報告1 「外国人陽性者の医療機関における支援の実際」

                             釧路赤十字病院 産婦人科病棟師長 金澤尚子 氏

報告2 「性の多様性と同性愛について」     BRAST代表               高橋智之 氏

 

 

 ★ 参加を希望される方は、はばたき福祉事業団北海道支部へお問い合わせください ★