第3回 HIV情報交換会の報告第3回 HIV情報交換会の報告

 

                     

  2013年3月2日土曜日、道内は大荒れのお天気でしたが、札幌市内の会場には50名以上の方がご参加下さいました。演題は計4題、北大よりHCV関連腎炎の治療、釧路労災病院より多発性骨髄腫の治療経験からの発表、それから札幌市内を中心に活動するNPO法人レッドリボンのHIV/AIDS予防教育の活動報告、そしてはばたき福祉事業団の行った高齢者向け施設へのアンケート調査結果報告でした。どの演題も質疑応答が活発に行われました。

 特別講演は「HIV感染者の腎障害」と題して、潟永博之先生(国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センター)がお話くださり、HIV感染者にみられる腎障害について約20年前と最近とを比較されたデータや治療薬選択時の注意などについて、わかりやすく具体的にお話し下さり、あっという間の1時間でした。

 悪天候の中、潟永先生はじめご参加下さった皆さま、ありがとうございました。また来年度以降も充実した内容で開催できるよう検討していきたいと思っています。