トピックス
第2回 北海道HIV情報交換会の報告
2012/03/06(火) 15:42
3月3日(土)、道内各地より56名の参加があり、職種は医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、臨床心理士など各分野より御参加頂きました。
演題5題の発表はいずれも質疑応答が活発に行われ、そこには今後のHIV/AIDSを取り巻く医療・福祉における取り組み課題も含まれていたように思われます。そして社会一般へHIV/AIDSに関する正しい知識と情報を届ける活動強化の必要性も改めて示されていました。
特別講演の高槻医師(長崎大学大学院 移植・消化器外科)による「HIV/HCV重複感染患者に対する肝移植」は、肝移植適応となる肝臓状態のアセスメントや、治療ガイドラインについてのお話でした。肝臓移植が必要な状態にならないことが一番望まれますが、必要となった場合を思うと、一日も早い治療の確立とその成果が高まること、そしてどの地域にいても等しく最良の治療を患者さんが受けられるときがくることを願う気持ちになりました。この治療ガイドラインは間もなく関係機関へ配布されるそうです。
1年に一度の開催ですが、少しずつネットワークが広がっていくことを期待して今後も取り組んでいきたいと思っています。御参加頂いた皆さま、どうもありがとうございました。来られなかった方には是非、来年度の参加をお待ちしています。
第2回 北海道HIV情報交換会のお知らせ
2012/02/03(金) 17:01今年も以下の日時、内容にて開催致します。今年の情報交換会は、昨年よりも分野に広がりがあるのが特徴です。対象は医療関係者となっております。お申し込み方法などは、はばたき福祉事業団北海道支部までお問い合わせください。
◆日時; 2012年3月3日(土) 13:00~16:30
◆場所; 札幌アスペンホテル「アスペンA」 札幌市中央区北8条西4丁目
◆プログラム
演題
1 北海道内のHIV感染症患者におけるHBV・HCV重複感染の現状
~拠点病院・診療施設アンケート調査結果報告~
北海道大学院医学研究科内科学講座・血液内科 藤本勝也 氏
2 抗HIV薬の血中濃度モニタリングを行った症例
札幌医科大学付属病院 薬剤師 國本雄介 氏
3 HIV感染者の歯科治療経験 ー病診連携を考えるー
南12条千葉歯科クリニック 巣山 達 氏
4 大学生へのHIV/AIDS予防教育の取り組み
旭川医科大学病院 看護部 林 有紀 氏
5 HIV陽性者のニーズを解決する介護保険サービスの調整について
アメニティ西岡ケアプランセンター 長屋智美 氏
特別講演
「HIV/HCV重複感染患者に対する肝移植」
長崎大学大学院 移植・消化器外科 高槻光寿 氏
2012年 新年のご挨拶
2012/01/06(金) 15:0712月1日「チョコっとの愛キャンペーン」 の報告
2011/12/06(火) 11:26
当日の大通り地下街は、師走という事もあってか、たくさんの人で賑わっていました。
配布に集まったのは計16名、そして17時に配布をスタート!! 昨年同様、道行く多くの方々が好意的に受取って下さり、2000個の配布物は40分で配り終えました。
配布のために御協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
12月1日が世界エイズデーであることは、TVや新聞等でも取り上げられ、テレビ番組でもHIVに関する特集がありました。そして、その翌日2日は・・・エイズデーの報道を見聞きした方が多かったのでしょう。私たちが運営するHIV検査相談所「サークルさっぽろ」への問合せはいつにもまして多く、フリーダイヤルでの相談もありました。
これからもより多くの方にHIV・AIDSに対する理解を深めてもらうための努力をしていきたいとあらためて思った一日でした。
HIVに関する講座のご案内
2011/11/22(火) 10:14札幌市立大学より専門講座「エイズの最新治療とエイズ患者の気持ちを知る」開催のご案内がありましたので、お知らせします。
* 日時 ; 11月25日(金) 18時30分~20時30分
* 会場 ; 札幌市立大学サテライトキャンパス (中央区北4条西5丁目 アスティ45 12階)
* 講師 ; 星 美和子 (札幌市立大学)
遠藤知之 (北海道大学病院・造血細胞治療センター、
北海道大学大学院医学研究科・第二内科)
HIV陽性者1名(匿名)
* 対象 ; 看護師、保健師、看護学生、看護大学教員および医療系学校教員など
* 参加費 ; 無料
* 定員 ; 50名(先着順) 最小催行人数 10名
★ 申込方法 ; 札幌市立大学サテライトキャンパス
電話 011-218-7500、ファックス 011-218-7507、E-mail koza@acu-h.jp
『HIV陽性者の生活支援』研修会のご案内
2011/09/30(金) 16:52平成23年度 コ・メディカル向けHIV研修会のご案内
2011/09/26(月) 14:39コ・メディカル向けのHIV研修会を10月29日(土曜日13~16時)にTKP札幌カンファレンスセンターきょうさいサロンで行います。
今年度は基調講演に、日本在住の外国人陽性者への支援に携わっていらっしゃる港町診療所所長の沢田医師を招き、現在、日本がおかれているHIV医療の一端を紹介していただきます。
基調講演後は道内で実際に受療中の外国人を支援している看護者からとマイノリティの立場の方からお話しいただき、狭いコミュニティでの関わり方やネットワーク作りのポイントなど沢田先生からコメントをいただきながら、これからのHIV医療における支援を皆さんと考える機会にしたいと思います。
プログラムなど詳細はコンテンツ「医療従事者・行政・支援者の方へ」の研修の項目をご覧ください。
HIV/エイズ 相談専用フリーダイヤル開設
2011/05/24(火) 15:52平成23年度 HIV検査相談 担当者研修会のご案内
2011/05/06(金) 14:49講演会のご案内
2011/02/24(木) 16:17この度13年間にわたって続いてきた「北海道HIV臨床懇話会」を引き継ぐ形で「北海道HIV情報交換会」をスタートさせることとなりましたので、ご案内致します。特別講演はどなたでも参加できます。それに先立った症例検討会については医療者のみの参加となりますので、参加希望の方はお知らせ下さい。ご案内をお送り致します。
記念すべき第一回の特別講演には大阪医療センターでHIV診療にあたっておられる矢嶋敬史郎先生においでいただくことになりました。患者さんのなかには、感染がわかって20年近く経過した方もおられ、これまで思いもよらなかった疾患が現れるなど、長期療養に伴うさまざまな問題点がでてきています。また、施設で暮らす感染者もおり、長期療養という視点が道内でも少しずつ浸透しているところではないでしょうか。これから数十年の人生の中で、「いかに病気と付き合っていくか」をサポートするという視点から矢嶋先生のお話を伺い、道内のHIV医療の問題点等を話し合う場にしていきたいと考えております。皆様のご参加をお待ちしています。
特別講演 「長期療養時代を迎えたHIV/AIDS-医療の現場からみえること-」
矢嶋敬史郎 先生 (大阪医療センター 感染症内科 )
日時 2011年3月26日(土) 14:30開始予定 終了16:00
参加費 無料
場所 札幌アスペンホテル 「アスペンA」 札幌市中央区北8西4
直接、会場においで下さい。